児童向け学習教材で有名な学研の「科学と学習」から発売の、大人でも楽しめる実験キット「大人の科学」シリーズ。本作はその第1弾で、エジソンが電話機開発の副産物として発明した蓄音機の原理を利用し、プラスチックコップや切ったペットボトル、アルミ缶などと木綿針を使って録音・再生の実験を行うものだ。 紙コップがマイクとスピーカーの役割をする単純な仕組みだが、実験を行ってみるとあらためて録音技術を発見したことに感心する。針が溝を掘れる素材であれば録音が可能だが、素材によって再生したときの音の硬さや柔らかさの違いを体験することもできる。 用意されているのは組立てキットに透明コップ7個、紙コップ、発泡スチロールコップ1個、マニュアルブック。仕上がりサイズは270d×250w×230hとコンパクトで、自宅に置いても邪魔にならないサイズだ。童心に帰ってひとりで実験するのも楽しいし、家族と一緒に半永久的に残る音声を録音するのもよいだろう。(三井貴美子)
うーん…
組み立てるのはとても簡単です。実際使ってみるとなると… プラスチックのコップの無駄使いのような気がします。 録音も上手くいかないし、再生しても針が擦れる音しかしません! 私の作り方が下手だったのかも知れませんが… 実用性はまったくありません。 ただ、組み立てるときのワクワク感に★2つです。
音声記録の原点
エジソンが蓄音機を開発するまで人類は音を記録する手段を持っていませんでした。当時の技術革新の成果を再現しましょう!
学習研究社
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