自動車産業(エコカー)のウソ
世界から軍需産業と自動車産業をなくしたら経済は破綻すると言われている。
実際にそんなことは起こるはずもないが、20世紀後半から世界を席巻しているのがこの二大産業と言うわけだ。
スイスへ観光に行ったことがある人なら景観に魅了されない人はいないと思う。正直筆者もそのうちの一人だ。
だがこれが巨大な軍事目的により整備されているとしたらどうおもうだろうか?
実はスイスという国の実態は国民皆兵の国で、ライン川に優雅に浮かぶ商用船さえも有事となれば徴用し武装するようになっていて、岩山をくり抜いてまで軍事基地が高密度に点在し、迫撃砲を備えた武器庫がそこかしこにあるような国全体が高度な要塞国家なのである。
前置きが長くなったが巨大産業が裏で操っている国というのは見た目と実体の乖離が凄まじいということを説明したかった。
ハイブリッドカーで世界をリードしているのは言わずと知れたトヨタである。実際に売れてもいるが、実体がこれまた性悪車である事をあまり知られていない。初期のプリウスはバッテリーの性能が悪く、すぐに交換を強いられたので無料であったそうだが、現行モデルのバッテリーでも5年前後にほとんど使い物にならなくなり、交換手数料を含めて13万円ほどかかるという。
ここに「エコカーではない」と言える秘密が隠されている。
国産車を新車で購入し乗り換える人達は5年以上も乗り続けない。ほとんどがマイナーモデルチェンジと同時に買い替え、またリースプログラムなどの導入で新車の乗り換え(買い替え)期間がさらに短縮される傾向にある。
と言う事は市場に中古車が溢れると言う事になるが、13万円もするバッテリーがすぐにイカレてしまうような車を購入する人がいるだろうか?
ハイブリッドカーは最初からそのリスクを背負っている。新車で購入しなくてはならないエコカーなどエコカーにあらずだ。
新車登録から3?5年。最初のオーナーの手を離れたハイブリッドカーは「廃車」という環境負荷が待ち構えている。次世代型のハイブリッドカーを売るトヨタはさらに環境に良い事を喧伝し古い車はどんどんと廃車にされていく。
ハイブリッドカーこそ負のスパイラルと言えるシロモノであることを認識して欲しいとおもう。
ただのクルマ
プリウスは燃費いいと言われてるが真っ赤な嘘です。我が家では15 `で、冬は12 `。本気で、開発者を殴ってやりたいです。 これからプリウス買う人は、絶対辞めましょう。普通の自動車買うべきです。もちろん、こんな本は売ったほうがよい。
世界初の技術への挑戦
トヨタと言えば圧倒的な財力を武器に、他のメーカーアイデアやデザインをまねる(徳大寺氏は後だしジャンケンと称している)オリジナリティがない会社というイメージを持っているが、プリウスは数少ないオリジナリティを感じさせる車である(他にオリジナリティがあるといえばはセルシオやMR-S、ヴィッツくらいか)。
本書は特に技術上の難しい話も出ず、さらっとしかも楽しく読むことができる。これまでに世界にないオリジナリティだらけの商品を世に送り出す際の開発の苦労がよく伝わってきた。人々の協力の重要性や、信念を持ち続けて困難に立ち向かうことの重要性がよく分かった。
とても楽しめました
一本の映画を見て、インスパイアされて元気が出た。 そういう感覚でした。プリウスという1台の車を作るに あたってのさまざまな課題とそれをいかにして乗り越え ていったのかが、担当した人物に登場願って、語られる。 ある意味では、提灯記事ともいえるが、エンターテイ メントとして読み始めたので、それはぜんぜん問題なし。 いづれにしても、トヨタという会社とその社員のパワー は感心させられました。
技術者たちの夢に感動します
プリウスがどうしてできたかを簡単に、そして人物にスポットを当てて書かれた本です。難しい内容は少ないですが、開発者たちの努力には感動します。そして、車はどうやって完成し発売されるのかもわかり面白いです。 これは新しい車に興味を持つ人よりも、車を道具として使う人に見ていただきたい本です。ぜひ読んでみて下さい
光人社
ハリウッドスターはなぜプリウスに乗るのか―知られざるトヨタの世界戦略 日経Automotive Technology 2005SU―クルマの技術の明日を読む (2005) (日経BPムック) 最新エンジン・ハイブリッド・燃料電池の動向 ハイブリッド・電気自動車のすべて〈2007〉進化する次世代エコカーとそれを支える電池・モータ・デバイス技術 疾(はし)れ!電気自動車―電気自動車〈EV〉vs燃料電池車〈FCV〉
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